中国語の量詞とは?
中国語の量詞(量词 )は、数詞と名詞の間に置いて物の単位を表す語です。日本語の「冊」「匹」などの助数詞に似ていますが、中国語では量詞がほぼ必ず必要です。「一人」ではなく「一个人」、「本3冊」は「三本书」と言います。名詞の種類ごとにたいてい決まった量詞があるため、正しい量詞を使えることが自然な中国語を話すための条件になります。
量詞の構造
例:三(3)+本(量詞)+书(本)→ 三本书 =本3冊。
中国語では「一人」ではなく「一个人」と言います。名詞の種類ごとに決まった量詞があります。よく使う34個の量詞をグループ別に調べて、自然な中国語を話しましょう。
34 個の量詞
専用の量詞がはっきりしないとき、ほとんどの名詞に使えます。
「个」――物・人全般に使う万能の量詞
最もよく使われる量詞です。専用の量詞がないとき、人やほとんどの物に用います。
「一些」――いくつか、少し
不確定な数を表し、必ず「一」または「这」「那」の後に置きます。
人を数える量詞で、丁寧さの度合いによって使い分けます。中国語は「数詞+量詞+名詞」の語順ですが、日本語は「名詞+数詞+助数詞」の語順になるので注意してください。
位(丁寧・格式が高い)
人を敬って数える量詞です。お客さま、先生、目上の人などに使います。日本語の「お一人」「お二人」に当たる丁寧な数え方です。語順は中国語と逆で、「先生がお一人」のように名詞が先になります。
名(職業・役職についた人)
職業や役職についた人を数える量詞です。学生、医者などに使う、やや硬い言い方です。日本語の助数詞「名」(1名、2名)にほぼ対応しますが、中国語では数詞と量詞が名詞の前に置かれます。
「口」(家族の人数)
家族の人数を数えます。日本語では「〜人家族」と言い、助数詞にあたる表現はありません。
動物の助数詞は、種類によって使い分けます。日本語の「匹」「頭」「羽」に相当します。
「只」(小さな動物)
犬、猫、鳥、鶏など、小さな動物のほとんどに使います。日本語の「匹」に近い助数詞です。中国語では「数詞+助数詞+名詞」の語順ですが、日本語では「名詞+数詞+助数詞」の順になるので注意してください。
長い物やズボンを数える助数詞
細長い物に使います。魚・ヘビ・川・道・ズボンなど。日本語では魚は「匹」、川や道は「本」で数えますが、中国語では一つの助数詞で数えます。語順は「名詞+数詞+助数詞」の順です。
馬や布を数える助数詞
馬や、巻いた布・一枚の布に使います。日本語でも馬は「匹」で数えます。
大きな家畜を数える助数詞
水牛・牛・豚などの大きな家畜に使います。日本語の「頭」に当たります。
平らで薄い物を数える助数詞です。
紙・切符など、薄く平たいものを数える助数詞(日本語の「枚」に相当)
表面が平らな物に使います。紙、テーブル、切符、写真、ベッドなどです。
一切れ・一片、また一帯・範囲
薄く切った物や、ある範囲・一帯を数えるのに使います。
細長い物や手に持つ物を数える量詞です。日本語では助数詞が名詞の後ろに置かれ、語順が中国語と逆になる点に注意してください。
1本(ペン・棒など)
硬く細長い物に使います。ペン、たばこ、チームなどを数えます。日本語でも「1本」に当たりますが、語順は「ペンを1本」のように名詞が先になります。
1本・1脚(持ち手のある物)
柄や取っ手のある物に使います。椅子、ナイフ、傘、鍵などです。日本語では椅子は「脚」、傘や鍵は「本」と助数詞が分かれる点に注意してください。語順は「椅子を1脚」のように名詞が先です。
枝・小枝
花や葉のついた枝に使います。日本語では枝も花の茎も「本」で数えます。中国語では助数詞が名詞の前に置かれますが、日本語では「名詞+助数詞」の語順になるので注意してください。
出版物を数える助数詞です。
冊
本やノート、雑誌などに使います。日本語の助数詞「冊」に相当します。中国語では助数詞が名詞の前に置かれますが、日本語では「名詞+助数詞」の語順になるので注意してください。
部、一人前
新聞や資料、食事の分量などに使います。日本語では新聞や資料は「部」、食事は「一人前」で数えます。中国語では助数詞が名詞の前に置かれますが、日本語では「名詞+助数詞」の語順になるので注意してください。
乗り物や機械に使う助数詞です。
台(車輪のある乗り物)
車輪のある乗り物(自動車・自転車・オートバイなど)に使います。日本語でも「台」を用いますが、語順が逆で「車を1台」のように助数詞は名詞の後ろに置きます。
機(飛行機・機械)
飛行機やピアノ、大型の機械に使います。日本語では飛行機を「機」で数えますが、語順が逆で「飛行機を1機」のように助数詞は名詞の後ろに置きます。
台(設備・機器)
電化製品、コンピューター、テレビなどに使います。日本語でも機械は「台」で数えるので、使い方がほぼ同じです。
艘(船の助数詞)
船や大きな舟に使います。日本語では船を「1隻」と数えるので、助数詞が異なります。
食べ物や飲み物に使う量詞です。日本語では物によって「一つ」「一人前」など数え方が変わるので、注意してください。
コップ・グラス
コップやグラスに入れた飲み物に使います。日本語も同じく「杯」で数えます。
ビン、ボトル
ビンに入った液体に使います。
茶碗、ボウル
茶碗に入れた食べ物に使います。
皿
皿に盛った料理に使います。
服や衣類を数える助数詞です。
服や物事を数える助数詞(服は「着」、物事は「件」に相当)
上着や物のほか、事柄を数えるときにも使います。中国語では「一件衣服」のように助数詞が名詞の前に置かれ、日本語の「服を1着」とは語順が逆になる点に注意しましょう。
一組(ペア)
靴、はし、手など、二つで一組になる物に使います。日本語では靴は「1足」、はしは「1膳」など、物によって助数詞が変わるため、そのまま対応しない点に注意してください。
帽子を数える助数詞
「顶」は帽子やテントに使います。日本語では「帽子1つ」のように数えます。
建造物や塊状の物を数える助数詞です。
「~座」
山・橋・ビルなどの大きな建造物に使います。日本語では通常「1つ」と数えます。
部屋
「间」は部屋に使います。和室は日本語でも「1間」と数えます。
切れ・かたまり・(口語で)元
かたまりや切れの形をした物、また口語でお金を数えるのに使います。
回数や出来事を数える助数詞です。
回・度
動作が起こった回数を数えます。
最初から最後まで通して数える回数
最初から最後まで一通り完結することを強調するときに使います。
食事や、しかる・殴るなどの回数
食事や叱責などの回数に使います。
種類
物事を種類ごとに分類するときに使います。
中国語の量詞(量词 )は、数詞と名詞の間に置いて物の単位を表す語です。日本語の「冊」「匹」などの助数詞に似ていますが、中国語では量詞がほぼ必ず必要です。「一人」ではなく「一个人」、「本3冊」は「三本书」と言います。名詞の種類ごとにたいてい決まった量詞があるため、正しい量詞を使えることが自然な中国語を話すための条件になります。
量詞の構造
例:三(3)+本(量詞)+书(本)→ 三本书 =本3冊。
量詞は2種類に分かれます。个、本、只のように物を数える名量詞(名量词)と、次、遍のように動作の回数を数える動量詞(动量词)です。人、動物、物、飲食を表す量詞にはそれぞれ決まりがあり、意味グループごとに覚えるほうが、ばらばらに覚えるより早く身につきます。
すべての量詞を覚える必要はありません。日常会話では、よく使う量詞をしっかり押さえておけばほとんどの場面に対応できます。正しい量詞を思い出せないときは、とりあえず个()を使ってみましょう。人や物を表すほとんどの名詞に使える万能の量詞です。慣れてきたら少しずつ正しい量詞に直していけば大丈夫です。
いちばん効果的な覚え方は、一本书(本1冊)や一只猫(猫1匹)のように、量詞を名詞とセットのフレーズで覚えることです。Hanbeegoの量詞にはすべて使い方とピンイン付きの例文があるので、文脈の中で覚えられます。
よく使う量詞12個をピンイン・意味・例文付きで掲載。必要なときにすぐ調べられます。
| 量詞 | ピンイン | 意味/使う対象 | 例 |
|---|---|---|---|
| 个 | gè | 「个」――物・人全般に使う万能の量詞 | 一个人 一人 |
| 位 | wèi | 位(丁寧・格式が高い) | 一位老师 先生がお一人 |
| 只 | zhī | 「只」(小さな動物) | 一只猫 猫1匹 |
| 张 | zhāng | 紙・切符など、薄く平たいものを数える助数詞(日本語の「枚」に相当) | 一张纸 紙を1枚 |
| 条 | tiáo | 長い物やズボンを数える助数詞 | 一条鱼 魚1匹 |
| 本 | běn | 冊 | 一本书 本を1冊 |
| 件 | jiàn | 服や物事を数える助数詞(服は「着」、物事は「件」に相当) | 一件衣服 服を1着 |
| 杯 | bēi | コップ・グラス | 一杯水 水を1杯 |
| 辆 | liàng | 台(車輪のある乗り物) | 一辆车 車を1台 |
| 双 | shuāng | 一組(ペア) | 一双鞋 靴を1足 |
| 块 | kuài | 切れ・かたまり・(口語で)元 | 一块蛋糕 ケーキを1切れ |
| 次 | cì | 回・度 | 三次 3回 |