HSK 3
兼语句1
jiān yǔ jù 1
兼語文(タイプ1)
解説
兼語文とは、ある成分が二つの役割を同時に担う文型です。前の動詞の目的語(動作の対象)であると同時に、後ろの動詞の主語(動作の実行者)でもあります。ここで扱うタイプ1は、使令(他人に指示・依頼すること)を表します。 構造:主語 + 叫/派/请/让 + 目的語1(人)+ 動詞 + 目的語2。例:经理(主語)叫 他(目的語1であり、介绍の主語を兼ねる)介绍 中国市场情况(目的語2)。 いつ使うか:人に何かをさせる・頼む・招く・送り出すときに使います。叫 jiào(言いつける)と让 ràng(させる、~するように言う)は話し言葉でくだけた表現、请 qǐng(招く)は丁寧、派 pài(派遣する)は仕事上の使い方で、目上が目下を送り出す場合に使います。 よくある誤り:日本人学習者は日本語のSOV語順の感覚から、目的語1(使令を受ける人)を二つの動詞の間に置くのを忘れたり、了や副詞を動詞1と目的語1の間の誤った位置に入れたりしがちです。二つの動詞の間には必ず「人」が必要で、「经理叫介绍情况」のように他を欠く文は言えません。 注意:目的語1がそのまま二つ目の動詞の実行者になること。これが兼語文の要点です。
例文
(1)表使令:主语+叫/派/请/让 …… +宾语1+动词+宾语2(1) Expressing directive: Subject + 叫/派/请/让 (tell/dispatch/invite/let) + object 1 + verb + object 2
The manager asked him to give an introduction to the Chinese market situation.
The company sent me to China to study Chinese.
I invited him to come to my house to hang out.
Mom told me to return to my home country a bit earlier.
練習
選択問題で理解度をチェックしましょう
「兼语句1」を効率よく学ぶ
文法ポイント「兼语句1」(兼語文(タイプ1))は、HSK 3の重要な構文のひとつです。使いこなすには、使われる文脈をしっかり理解し、継続して練習することが大切です。
学習のコツ:例文を何度も声に出して読み、自然に口から出るようにしましょう。次に、自分の状況に合わせて文を作ってみてください。発音ボタンで音声を聞き、正しい発音を練習しましょう。
レッスン「」の全体を見ると、関連する文法や単語についてさらに理解を深められます。