HSK 5
“把”字句3:表处置
“ bǎ ” zì jù 3 : biǎo chǔ zhì
「把」構文 第3類:処置・廃棄を表わす
解説
「把」構文(処置を表す文型)の解説です。把は目的語(動作の影響を受ける対象、例えば「东西」のような物)を動詞の前に引き寄せ、その動作が対象にどう及ぶかを強調します。日本語には対応する構文がないため、語順ごと覚える必要があります。 構造:主語 + 把 + 目的語 + 動詞 + [結果や様態を表す成分]。手早い変形として「把 + 目的語 + 一 + 動詞」があり、動作をてきぱきと済ませて次の行動に移る様子を表します(「把门一关」=ドアをばんと閉める)。 使う場面:対象をどう処理するか、どう動かすか、どう捨てるかをはっきり言いたいとき。そのため動詞には結果を表す成分がほぼ必ず付きます(「乱扔」=無造作に投げ捨てる、「往回收」=取り込む、「忘了」=忘れてしまう、「签了」=署名し終える)。「把…一 + 動詞」の形は、素早くてきぱきとした動作を強調します。 使い分け:把(目的語を処理する)と用(yòng=道具として使う)は別物です。「用身上的钱交了学费」が用を使うのは、道具・手段を強調するだけで、目的語を処理しているのではないからです。 よくある間違い:把構文の動詞の後には、ほぼ必ず何らかの成分(結果補語、「了」、「一」など)が必要で、動詞を裸のままにできません(誤:「把门关」/正:「把门关上」「把门一关」)。また、喜欢、是、有のように目的語に働きかける動作でない動詞では「把」構文を使えません。
例文
He always throws his things about all over the place.
It's raining, so she hurriedly gathered the things outside back in.
She plopped her things down, turned around, and left.
The teacher slammed the door shut and began the lesson.
How did you forget about this matter?
The two sides signed the contract.
He used the money he had on him to pay the tuition.
My parents used their savings to buy a house.
練習
選択問題で理解度をチェックしましょう
「“把”字句3:表处置」を効率よく学ぶ
文法ポイント「“把”字句3:表处置」(「把」構文 第3類:処置・廃棄を表わす)は、HSK 5の重要な構文のひとつです。使いこなすには、使われる文脈をしっかり理解し、継続して練習することが大切です。
学習のコツ:例文を何度も声に出して読み、自然に口から出るようにしましょう。次に、自分の状況に合わせて文を作ってみてください。発音ボタンで音声を聞き、正しい発音を練習しましょう。
レッスン「」の全体を見ると、関連する文法や単語についてさらに理解を深められます。