HSK 5
“有”字句3
“ yǒu ” zì jù 3
「有」構文 その3
解説
これは「有」(yǒu、~がある)の発展編で、存在を表す二つの使い方を学びます。 構造 ・使い方1:主語 + 有着(yǒuzhe)+ 目的語。「着」(zhe)は「有」の後に付く助詞で、それ自体を訳す必要はありません。これを付けることで、長く続く安定した存在であることを強調します。例:「有着长期的友好关系」(長期にわたる友好関係が存在する)。 ・使い方2:動詞 + 有 + 目的語。つまり「有」をほかの動詞の直後に置き(「写有」「刻有」「列有」など)、その動作の結果が今も残っていることを表します。例:「书上写有他的名字」(本に彼の名前が書いてある)。 いつ使うか ・使い方1は、関係・誤解・感情といった抽象的で長く続くものを描写するときに使います。 ・使い方2は、ある物の上に何かが書かれている・刻まれている・列挙されているときに使います。 ・どちらも書き言葉・改まった場面向きの表現で、普通の「有」より格式高い響きがあります。 「有」との区別 「有」は単に「ある・存在する」ことを表すだけです。一方「有着」は存在が長く続くこと・深いことを強調し、抽象名詞に用いるのが普通で、具体的な物にはほとんど使いません(「桌子上有着一本书」とは言えません)。 よくある間違い 日本語の「持っている」に引きずられて、具体的な物に「有着」を使ってしまいがちです。「我有着一辆车」(車を持っています)は誤りで、「有着」は抽象的で長く続く対象にだけ使えます。使い方2では、「有」を動詞から離さないこと。必ず「写有」「刻有」のように動詞と「有」を続けて書きます。
例文
There is a long-standing friendly relationship between the two countries.
There exists a very deep misunderstanding between them.
His name is written on the book.
Beautiful patterns are carved on this pair of chopsticks.
The names of the goods are listed on the invoice.
練習
選択問題で理解度をチェックしましょう
「“有”字句3」を効率よく学ぶ
文法ポイント「“有”字句3」(「有」構文 その3)は、HSK 5の重要な構文のひとつです。使いこなすには、使われる文脈をしっかり理解し、継続して練習することが大切です。
学習のコツ:例文を何度も声に出して読み、自然に口から出るようにしましょう。次に、自分の状況に合わせて文を作ってみてください。発音ボタンで音声を聞き、正しい発音を練習しましょう。
レッスン「」の全体を見ると、関連する文法や単語についてさらに理解を深められます。