HSK 5
兼语句3
jiān yǔ jù 3
兼語文(3)- 引き起こしを表す文型
解説
これは兼語文(前の動詞の目的語が、後ろの動詞の主語を兼ねる文。例:「我请他来」)の一つで、原因と結果を表す形です。文の先頭に立つ主語(人や物)が、別の人や物に動作や状態を引き起こさせます。 構造:主語+使役動詞+兼語(対象)+動詞/述語句。使役動詞には「叫」(jiào:言いつける)、「让」(ràng:させる、許す)、「使」(shǐ:~させる)、「令」(lìng:~させる)などがよく使われます。例:「老师叫她回去」(先生は彼女に帰るように言う)、「这件事令她吃不下饭」(このことで彼女はご飯も食べられない)。 いつ使うか:AがBに反応や行動を引き起こすことを表すときです。「叫」「让」は口語的で「言いつける、許す」の意味を持ち、「使」「令」は書き言葉・改まった表現で、心理や感情への作用にだけ使います(「使人感动」=人を感動させる、「令人失望」=人を失望させる)。 使い分け:「使」「令」は具体的な行動を言いつけるのには使えません(「使他回去」とは言えない)。行動の言いつけには「叫」「让」を使います。逆に感情を表すときは「使」「令」のほうが格式高い表現になります。 よくある間違い:日本語の「た」と同じ感覚で「了」を過去と考え、使役動詞と目的語の間に入れてしまうこと(「叫了她回去」は誤り)。また、具体的な行動の命令に「使」「令」を使わないこと、引き起こす側の主語は文の初めに置くことを覚えておきましょう。
例文
The teacher told her to go back a bit early.
This matter made her unable to eat.
His actions made everyone no longer dare to trust him.
Tomorrow's exam is keeping me from sleeping.
練習
選択問題で理解度をチェックしましょう
「兼语句3」を効率よく学ぶ
文法ポイント「兼语句3」(兼語文(3)- 引き起こしを表す文型)は、HSK 5の重要な構文のひとつです。使いこなすには、使われる文脈をしっかり理解し、継続して練習することが大切です。
学習のコツ:例文を何度も声に出して読み、自然に口から出るようにしましょう。次に、自分の状況に合わせて文を作ってみてください。発音ボタンで音声を聞き、正しい発音を練習しましょう。
レッスン「」の全体を見ると、関連する文法や単語についてさらに理解を深められます。