HSK 5
⋯⋯,因而⋯⋯
⋯ ⋯ , yīn ér ⋯ ⋯
「それゆえ、それで」を表す「因而」の文型
解説
……,因而……は因果関係を表す複文です。前の節が原因・状況を、後の節が結果を述べます。「因而」(yīn'ér)は節と節をつなぐ接続詞で、「それゆえ、それで、したがって」にあたります。 構造:[原因・状況の節],因而 yīn'ér +[結果の節]。例:「他生病了,因而没来上课」(彼は病気になった。それで授業に来られなかった)。前の節が理由を述べ、「因而」の後ろには直接的な結果が続きます。 いつ使う:結果が原因から自然に、直接導かれる場合です。「因而」は書き言葉・改まった文体で使われ、因果関係をはっきり示す働きがあります。 使い分け:「因而」は結果・帰結を述べる傾向があり(「因此」(yīncǐ)に近い)、これに対して「从而」(cóng'ér)は目的やその次の段階を述べる傾向があります。日常会話でよく使う「所以」(suǒyǐ)に比べると「因而」はより改まった語で、前の節に「因为」を伴わないのが普通です。 よくある間違い:日本語の「〜から、〜だから」の感覚で「因为……因而……」とセットにしてしまうことです。実際には「因而」は単独で使い、前の節に「因为」は不要です。また、くだけた会話で「因而」を使うと不自然です。その場合は「所以」のほうが自然です。
例文
He got sick, so he didn't come to class.
She completed the task on time, and thus received a reward from the company.
This exam was too hard, so many students didn't pass.
練習
選択問題で理解度をチェックしましょう
「⋯⋯,因而⋯⋯」を効率よく学ぶ
文法ポイント「⋯⋯,因而⋯⋯」(「それゆえ、それで」を表す「因而」の文型)は、HSK 5の重要な構文のひとつです。使いこなすには、使われる文脈をしっかり理解し、継続して練習することが大切です。
学習のコツ:例文を何度も声に出して読み、自然に口から出るようにしましょう。次に、自分の状況に合わせて文を作ってみてください。発音ボタンで音声を聞き、正しい発音を練習しましょう。
レッスン「」の全体を見ると、関連する文法や単語についてさらに理解を深められます。